研修

  • 食事介助の基本姿勢

    「嚥下障害を発症した患者の食事介助時の姿勢」について、職員研修を開催しました。

    嚥下(えんげ)障害とは、食べ物を上手く飲み込めなくなることで、
    病気や加齢などによって口腔機能が低下すると現れる症状です。
    飲み込んだものが気管に入る(誤嚥する)と、窒息や誤嚥性肺炎に繋がり、とても危険です。
    そのため、誤嚥しないように食事介助することが大切になります。

    まず、誤嚥がどのように起きるのか、映像や模型を使って説明がありました。
    食べ物が口腔から食道へ流れていく様子を、機能が正常な方と機能が低下した方とを見比べ、その違いを確認しました。
    食塊が気管の入口にたまるメカニズムや、誤嚥する瞬間の嚥下造影検査(VF)の透視画像など、喉の中で何が起きているのか明確に知ることができました。

     

     

     

    つぎに、誤嚥を防ぐ方法のひとつとして、食べる姿勢について学びました。
    今回は、寝たきりの方を想定したベッド上での食事介助です。
    ポイントは3つ
    ・安定した姿勢(30度以上起こす、背抜き、クッション等)
    ・顎の角度(顎と胸の間に指4本が入る幅)
    ・介助者の位置(介助者と患者の目線の高さが一緒)
    これを、スタッフが実演しながら解説しました。

     

     

     

     

    食事介助とは、口の中に食べ物を運ぶだけでなく、
    誤嚥を防ぐために様々な工夫があることが、とてもよく解る内容でした。

  • 福祉講座に講師派遣しました

    小出地区社会福祉協議会が主催する福祉講座に
    当院の理学療法士と薬剤師を講師として派遣しました!

    テーマは「健康寿命の伸ばし方~転倒予防と生活習慣病予防~」。
    介護が必要になる原因や運動の必要性、いま飲んでいるお薬のこと
    などについてお話しました。

    自治会の回覧版でお知らせをご覧になった方などが約20名お集まりくださり、
    会場から沢山の質問が飛び交います。

    皆さんからの反響がとても大きく、
    来年度の事業の依頼もお受けすることになりました。

    当院としても皆さんからのお声を伺える貴重な機会ですので、
    ご期待に沿えるよう精進して参りたいと思います。

  • 企業向け研修を開催

    お取引先の企業さまからのご依頼で、
    社内研修の講師を当院の院長と社会福祉士が務めさせていただきました!

    企業さまから “療養病床と在宅医療との連携” “在宅からの入院患者像と治療”について、
    事前に質問をお預かりしました。
    そこで、『地域包括ケア時代の療養病床』と題し、
    当院が取り組む “在宅医療を後方支援する役割”について、お話させていただきました。

    在宅から入院された患者様の状況や、どのような体制で退院を支援しているかといった取り組みに加え、高齢者を取り巻く背景や療養病床についても理解を深めて頂けるように、
    日本における高齢者医療制度の変遷や療養病床の成り立ちについても、ご説明いたしました。

    参加された皆さまからは、つぎのような感想を頂戴しております。
    「療養病床に入院される患者像が、より具体的に理解できました。」
    「在宅で発生した肺炎、圧迫骨折などの病態、介護疲れのある患者ご家族、末期がんで不安を抱える方など、様々な環境下にいる患者さまを受け入れる療養病床は、非常に守備範囲の広い大切な受け皿となっている、ということが良くわかりました。」
    「地域における役割を踏まえながら、制度の変遷にも対応してきた貴院の歴史を知ることで、担当エリアの地域医療についてより深く理解する一助となりました。」
    「公開情報だけでなく、地域の実体をお聞きでき、勉強になりました。」

    開院以来、高齢者医療を専門に行ってきた当院だからこそ
    お伝えできる内容だったと思います。
    これからも皆さまのお役に立てるよう、取り組んで参りたいです。

     

  • 新しい車椅子を導入しました

    長岡病院では、患者さまのお身体の負担を減らすため、新しい車椅子や車椅子のクッションを随時導入しております。

    試供品の車椅子を取り寄せ、理学療法士を中心に指示を出す医師も一緒になって、座り心地や使い勝手を体験しながら選びました。

    さっそく新しい車椅子に乗り換えた患者さまが、リハビリ室にやってきました。
    これまで車輪も背もたれも大きいタイプの車椅子を使っていたため、移動するのに重たく大変だったですが、新しい車椅子はコンパクトで軽く、フットレストの角度も調整が利くので、脚がずり落ちて巻き込まれる危険もありません。

    これからも、患者さまのお身体の状態が許す限りベッドから起き上がり、可能であれば車椅子に乗って病室の外で過ごせるよう、お手伝いしていきたいと思います。

     

  • ポジショニングクッションの体験会

    株式会社ケープさんのご協力のもと、ポジショニングクッションの使い方を学びました!

    ポジショニングとは、クッションなどを活用して、
    安定した姿勢や体位を保つことです。
    身体に麻痺がある方や、自分で姿勢を変えられない方の、
    床ずれや拘縮を改善・予防する効果があります。

    (株)ケープさんから製品の説明を受けたあと、
    各病棟のグループに分かれて、理学療法士がアドバイスしながらクッションの体験をしました。
    クッションのあてかただけでなく、クッションの厚みや硬さを変えるなど、
    素材の特性を活かした使い方のコツなども伝授します。

    実際に体験することで、どんな姿勢が快適なのかよくわかります。
    言葉を発せない患者さんも多いので、
    患者さんの立場になってサポートするのに役立つ研修でした。