研修

  • 「防ぎたい 薬の包装シートの誤飲、おすすめしたい 帯状疱疹ワクチン」

    引き続き、小出地区社会福祉協議会が主催する市民講座「楽々ひろば」に講師として参加してきました!
    今回は、当院の薬剤師・筒井が講師になり、
    「防ぎたい 薬の包装シートの誤飲、おすすめしたい 帯状疱疹ワクチン」
    というタイトルでお話しました。
    帯状疱疹に悩んでいる方が多く、講義後も個別に質問する参加者もいらっしゃいました。

    ご参加された皆さんからの感想や質疑応答をご報告します。

    Q1.処方箋の有効期限は4日とされているが、その処方箋で分割調剤は可能か
    A1.最初の処方箋で分割調剤は可能。複数の病院から出る処方もあわせて処方してくれる。薬局は1か所に依頼するのが望ましい。
     また、医師の指示は必要になるが、薬を配達してくれる制度もある。まずはかかりつけ薬局にご相談を。

    Q2.忙しそうなので、一包化を頼みづらいが、実際大変なのか。
    A2.一包化も通常の薬局業務なので、遠慮をする必要はない。ただ、時間がかかるのは事実なので、依頼後あとから取りに来てもらうこともある。
     途中から一包化を依頼するといい顔をされない、と聞いたこともあるが、そのような薬局に出会ったら、ほかの薬局を探すのもひとつの方法。

    Q3.薬の袋に「おうちに残っているお薬はありませんか?」と書いてあるが、どういうことなのか。
    A3.残薬を調整したり、残っている薬を確認したりするため。また、お薬を減らすためでもある。お薬の期限は少なくとも1年はあるが、1年たったものは破棄してほしい。

    Q4.お薬の保管方法は
    A4.温度と湿度が重要。温度は30度までとなっている。涼しく、湿気がないところが望ましい。冷蔵庫に入れているという人もいるが、出し入れの際に湿気をよんでしまうので、頻繁に出し入れする場合、冷蔵庫は望ましくない。
     インスリン(ペン型)に関しては、使用前は冷蔵庫保管だが、使用し始めたら室温で保管する。

    Q5.目薬や、塗り薬で使いかけものの保管はどのようにすればよいか。
    A5.目薬は開封後1か月を期限としている。冷蔵庫保管と決められているものは冷蔵庫へ。
     塗り薬は(見た目が)きれいであれば、使用期限までは使用可。ただ、汚れていたら使用をやめる。チューブタイプ(使いかけ)の薬を、少し出した分だけ捨てて残りを使用していることも聞くが、意味はない。

    Q6.ツムラ68番は、足がつりそうな時に飲むと即効性があるが、薬局では売っているのか。
    A6.どの薬も基本的には医科向けと、薬局向けがある。ロキソニンなどは薬局向けにもつくられたが、少し成分が異なる。医科向けの漢方は処方でないと出せない。
     ツムラ68番が薬局に売っているかは、今すぐはわからない。

    Q7.薬はドラックストア等で手軽に買えるが、病院で処方してもらうのとどちらが効くのか
    A7.セルフメディケーションというのが、国の方針。ある程度の風邪なら薬局の薬で大丈夫。一番大切なのは休養。
     病院に行くのは、抗生剤が欲しいからという人が多いが、風邪には抗生剤は効かない。抗生剤が効くのは、上気道炎等細菌性のもの。
     インフルエンザはウイルス性のものであり、ウイルスに効くのは、抗生剤ではなく、抗ウイルス剤。
     (薬局の)薬剤師に相談すれば、ある程度は対応できるが、市販薬には、ひとつの薬に複数の症状に対応できる成分が含まれているので、症状がはっきりしている場合、また基礎疾患がある人は、まず病院へ行くのが良い。

    Q8.(受診する前に)様子をみる日数の目安は?
    A8.1~2週間で自然に治るといわれており、辛いのは1~2日。2~3日たっても良くならない、または悪化する場合は、病院へ行くのが良い。

    Q9.薬局で、第2類、第3類とあるが、効き目によって区別されているのか?
    A9.分け方は効果の強さではなく、副作用の強さ。ただ、効果が強ければ副作用も強い。

    Q10.帯状疱疹ワクチンは、いつ行ってもやってもらえるのか。
    A10.(受診先に)いつもワクチンが用意されているかどうかだが、基本的には予約。必要な分を仕入れるという形。
     生ワクチンは接種したら4週間は他のワクチンを打つことができないので、インフルエンザワクチンを希望する場合は注意する。

    ▽会場からの意見、感想
    ・昨年9月に帯状疱疹になり、まだ痛みが続いている
    ・以前開催された勉強会に出席してから、(PTP)シートを1錠ずつ切り離すのをやめました。

  • 市民講座で転倒予防の体操を行いました

    先月も小出地区社会福祉協議会が主催する市民講座「楽々ひろば」に講師として参加してきました!
    当院の理学療法士・石井が、転倒予防についての講義と筋力アップのための軽い体操を行ってきました。
    ご参加された皆さんの感想や質疑応答をご報告します。

    Q1:(出席者の中には)歌体操をやっている人もいるが、歌体操はよいこと?
    A1:歌いながら歩くこと、ふたつのことを同時にしているので良い

    Q2:今日やった体操は、足を閉じているほうがよいか、開いている方がよいか
    A2: 少し開いている方が良い

    Q3:体力は自分で何とかなるが、認知症予防には何かあるか
    A3: おしゃべりをしながら歩くことも良いと思う。BDNFという頭を栄養するものが体の中に増えるとボケ防止につながる。これを増やす為に一番いいのが運動。散歩をするだけでも良い。
      
    Q4:散歩はどのくらいしたらよいか
    A4:短くてもいいが、定期的に行うことが必要。目安としては、体力がつき始めるのが20分経ってからなので、まずは20分。20分できるようになったら、少しずつのばしていって長くても1時間程度。歩き方は手を振ると体の筋肉を使うし、歩幅を広げていただいた方が、お尻の筋肉も使うのでよい。

    Q5:血流と水分の関係は?
    A5:たくさん汗をかくと体の中の塩分も出てしまう。水だけ取ると血がうすまってしまうので、体の中の水分を出す為におしっこがでる。たくさん汗をかいた時の水分補給には、スポーツドリンクがお勧め。

    Q6:友人がむせやすくなっていると聞いた。誤嚥性肺炎の予防にはゆっくり食べた方がよいのか?
    A6:食べることの専門家は別にいるが、むせやすいと感じたら少し顎を引くとよい

    ご意見・感想など
    ・芹沢は山坂が多いので、足腰は大丈夫
    ・バスがなかなか来ないので、その間かかとを上げたり下げたりしている。
    ・これからだんだん良い季節になってくるので、お祭りやお花見を兼ねて運動できればよいのではないか

  • 市民講座で講師をしています

    近隣住民を対象とした自治会の勉強会や小出地区社会福祉協議会が主催する「楽々ひろば」に講師として参加してきました!

    「健康寿命の延ばし方」をタイトルに、
    当院の理学療法士が転倒予防についての講義と簡単な体操を行いました。

    どちらの勉強会も約20名もの参加者が集まり、皆さん健康への意識が高い方ばかり。
    犬の散歩や農作業、風船バレーなど、普段から自分で行っている運動についても、たくさんの質問がありました。

    質問を通じて、地域の皆さんが普段気をつけていることや、気になっている事を伺えて、こちらも貴重な機会となりました。

    「楽々ひろば」への講師派遣は、あと2回予定しております。

  • 食事介助の基本姿勢

    「嚥下障害を発症した患者の食事介助時の姿勢」について、職員研修を開催しました。

    嚥下(えんげ)障害とは、食べ物を上手く飲み込めなくなることで、
    病気や加齢などによって口腔機能が低下すると現れる症状です。
    飲み込んだものが気管に入る(誤嚥する)と、窒息や誤嚥性肺炎に繋がり、とても危険です。
    そのため、誤嚥しないように食事介助することが大切になります。

    まず、誤嚥がどのように起きるのか、映像や模型を使って説明がありました。
    食べ物が口腔から食道へ流れていく様子を、機能が正常な方と機能が低下した方とを見比べ、その違いを確認しました。
    食塊が気管の入口にたまるメカニズムや、誤嚥する瞬間の嚥下造影検査(VF)の透視画像など、喉の中で何が起きているのか明確に知ることができました。

     

     

     

    つぎに、誤嚥を防ぐ方法のひとつとして、食べる姿勢について学びました。
    今回は、寝たきりの方を想定したベッド上での食事介助です。
    ポイントは3つ
    ・安定した姿勢(30度以上起こす、背抜き、クッション等)
    ・顎の角度(顎と胸の間に指4本が入る幅)
    ・介助者の位置(介助者と患者の目線の高さが一緒)
    これを、スタッフが実演しながら解説しました。

     

     

     

     

    食事介助とは、口の中に食べ物を運ぶだけでなく、
    誤嚥を防ぐために様々な工夫があることが、とてもよく解る内容でした。

  • 福祉講座に講師派遣しました

    小出地区社会福祉協議会が主催する福祉講座に
    当院の理学療法士と薬剤師を講師として派遣しました!

    テーマは「健康寿命の伸ばし方~転倒予防と生活習慣病予防~」。
    介護が必要になる原因や運動の必要性、いま飲んでいるお薬のこと
    などについてお話しました。

    自治会の回覧版でお知らせをご覧になった方などが約20名お集まりくださり、
    会場から沢山の質問が飛び交います。

    皆さんからの反響がとても大きく、
    来年度の事業の依頼もお受けすることになりました。

    当院としても皆さんからのお声を伺える貴重な機会ですので、
    ご期待に沿えるよう精進して参りたいと思います。