長岡病院について
長岡病院の医療
長岡病院は慢性的なご病気を持った方を対象とする療養病床の病院です。
「療養病床」の医療とは
- ●慢性疾患を対象とし、その管理を目的にしています。
- ●対症療法で全身状態の管理を行います。急性期病院とは人員体制や設備が異なり、実施可能な検査や治療、救命行為は限られています。
- ●加齢に伴う症状(食べられない、圧迫骨折など)や、慢性的な病気により身体が弱ってきているという場合は、療養病床で時間をかけて全身状態を管理する医療が適しています。
入院期間・退院先について
入院期間は、特に定めはありません。ご自宅や施設への退院をご希望される場合は、ソーシャルワーカーがケアマネジャーとの連携や退院先の紹介などのお手伝いをさせていただきます。
費用について
ご本人の持っている医療保険の種類や病状、課税状況によって異なります。医療保険 自己負担 + 食費 + 保険外費用(オムツ・病衣・タオル・日用品等)の合計が入院に際しかかる費用です。詳しくは、長岡病院のソーシャルワーカーにお尋ねください。
長岡病院の概要
開院日 | 1982年4月1日 |
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病棟区分 | 医療療養病床(162床) |
基本診療料の 施設基準 |
療養病棟入院基本料1 夜間看護加算 療養病棟療養環境加算1 医療安全対策加算2 感染防止対策向上加算3 連携強化加算 認知症ケア加算2 データ提出加算1及び3 診療録管理体制加算3 |
特掲診療料の 施設基準 |
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ) 運動器リハビリテーション料(Ⅰ) 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ) 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ) 各リハビリテーション料に規定する初期加算 入院時食事療養/生活療養(Ⅰ) 薬剤管理指導料 CT撮影(16列以上64列未満マルチスライスCT) |
保険外併用療養費 に係る療養の基準 |
「特別の療養環境」提供の届出 |
病棟のご案内
長期療養の場として家庭的な
スケールのユニット型病棟
十字型の病棟フロアの中心にスタッフステーションを配置し、そこから3つのウィングにそれぞれ6室18床、計54床の病室があります。ユニットに分けることで、ナースステーションからの動線が短くなり、長期療養の場として家庭的なスケールでのサービス提供にも効果があります。
プライベートからパブリックまで段階的な共有空間を配置することで、患者様の体調により居場所を選べる計画となっています。
また、2階から4階の病棟フロアは同じ造りになっており、各病棟にテーマカラーがございます。
2階 O病棟
3階 G病棟
4階 N病棟
食堂・談話室
患者様が集まる食堂は、一番眺めがいい場所に設けました。
晴れた日には、西側に富士山と箱根連峰、南側に湘南の海を見渡すことができます。
浴室
各病棟に浴室を1ヶ所設けております。ベッドから起き上がることが難しい患者様もストレッチャーで寝たまま入浴することができます。
病室のご案内
個室(18室) 1日当たり / ¥11,000(税込) |
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トイレ / 洗面台 / 床頭台 / テレビ / いす |
4人部屋(36室) |
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洗面台 / 収納付きメディカルコンソール |
局所排気システム
メディカルコンソール内に、局所排気システムを導入しました。
排気口はベッド毎に設置し、排気ファンは2つのベッドに対して1台。つまり、スイッチを押すと2つの排気口から同時に空気を吸い込みます。飛沫による感染対策やオムツ交換時などの臭気を短い時間で解消する効果があります。
2022年 建築学会 全国大会 論文(PDF)